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〔Q&Aシリーズ⑤〕「就学前検診で子供が弱視の疑いを指摘されました。弱視について知りたいです。」

いつも当院をご利用頂きありがとうございます。
患者さまからのご質問・ご要望にご回答します。
〔患者さま〕「就学前検診で子供が弱視の疑いを指摘されました。弱視について知りたいです。」
〔回答〕弱視とは視力の発達が障害されて生じた低視力のことで
眼鏡をかけても視力が十分ではない状態です。
より詳しく説明しますと, 正常な視力の定義(視力の正常値)は眼鏡をかけて(矯正で)1.0以上ですので
眼鏡をかけた状態での視力が1.0に達していなければ弱視の可能性があります。
裸眼での視力が不良でも, 眼鏡をかけた状態での視力が1.0以上であれば弱視ではありません。
一口に弱視といってもその病態は様々で, 原因によって屈折異常弱視や形態覚遮断弱視, 斜視弱視,
不同視弱視に分類されます。眼鏡をかけて(矯正で)1.0以上の視力を目標とする治療が必要です。
当院では屈折異常(近視、遠視、乱視)や弱視などの検査・臨床経験が豊富な
視能訓練士(国家資格;眼科領域の専門技術者)が
大切なお子さまの眼の検査を行っていますので
お子さまの見え方や視機能にご不安のおありの親御さまはご相談いただければ幸甚と存じます。
今後とも当院を宜しくお願いいたします。